リビング収納が少ない時の片付け|まず減らして使い切るコツ

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「リビングに収納が少なくて、いつもモノがあふれてしまう」——そんな悩みを抱えていませんか。収納棚を買い足しても、なぜかまたすぐに散らかる。その原因は、収納の数ではなくモノの量と戻し方の仕組みにあることがほとんどです。

この記事では、収納が少ないリビングを片付けるための手順を、「減らす→使い切る→増やす」の順でご紹介します。お金をかけずにできる工夫から、賃貸でも使える家具選びまで、無理なく取り入れられる方法をまとめました。

収納が少なくてもスッキリ片付いたリビングのイメージ
目次

リビングの収納が少ないと感じる本当の原因

リビングが片付かない原因は「収納が足りない」と思われがちですが、実際は置いてあるモノが多すぎるケースが大半です。まずは収納を増やす前に、なぜあふれるのかを見直してみましょう。

収納スペースより「モノの量」が多すぎる

収納が少ないと感じるとき、その多くは空間の広さではなく、しまいたいモノの量が上回っている状態です。棚を1つ増やしても、モノが1.5倍に増えれば、また入りきらなくなります。

リビングは家族が集まる場所のため、あらゆるモノが自然と集まってきます。郵便物、リモコン、充電器、子どものおもちゃ、読みかけの本。気づけば「本来ここに置く必要のないモノ」であふれているのです。

リビングに置くべきでないモノが集まっている

リビングにあるモノを一度見渡してみてください。本当にリビングで使うモノは、意外と少ないはずです。書類は書斎や引き出しへ、衣類は寝室へ、といったように、別の部屋が定位置のモノが紛れ込んでいることがよくあります。

収納を増やす前に、「これは本当にリビングのモノ?」と一つずつ問いかけるだけで、置くべき量がぐっと見えてきますよ。

収納を増やす前にやるべきこと|まず「減らす」

収納が少ないリビングを整えるうえで、最も効果が高いのはモノの総量を減らすことです。収納家具を買うのはそのあと。まずはリビングに置くモノの適正量を決めましょう。

リビングに置くモノの適正量を決める

「収納の8割まで」を目安にすると、出し入れがしやすく、見た目もスッキリします。ぎゅうぎゅうに詰め込むと、取り出すのも戻すのも面倒になり、結果として出しっぱなしが増えてしまいます。

まずは1つの引き出しや棚1段など、小さな範囲から始めるのがコツです。中身を全部出して並べ、「今の生活に必要か」で仕分けます。全部屋を一度にやろうとすると挫折しやすいので、小さく区切って進めましょう。

減らすときの3つの問いかけ
  • この1年、一度でも使ったか
  • 壊れたり汚れたりしていないか
  • 同じ役割のモノが他にないか

「使う場所に戻す」で他室のモノを追い出す

リビングに紛れ込んだ「別の部屋のモノ」は、思い切って本来の場所へ戻しましょう。これだけでリビングの収納にゆとりが生まれます。

ポイントは、戻す先を先に決めておくことです。「とりあえずどこかへ」だと、また別の場所であふれてしまいます。書類はこの引き出し、文房具はこの箱、と行き先をはっきりさせておくと、リビングに戻ってきにくくなります。

今ある収納を使い切る|デッドスペース活用術

モノを減らしたら、次は今ある空間を最大限に使い切ります。収納家具を買わなくても、使っていない空間を活かすだけで収納量は増やせます。特に「縦」と「すき間」がねらい目です。

縦・高さを使う(上部空間・吊り戸棚)

収納が少ないと感じる家ほど、床から腰あたりの高さばかり使い、その上の空間が空いていることが多いものです。壁の上部やドアの上は、使用頻度の低いモノの指定席にぴったりです。

突っ張り棚や壁に取り付けられる棚を使えば、床を占領せずに収納を増やせます。ただし、高い場所には重いモノや毎日使うモノは置かないようにしましょう。取り出しにくく、危険もあります。

壁の上部空間や吊り戸棚を活用した収納のイメージ

家具のすき間・ソファ下・階段下

家具と家具のわずかなすき間、ソファの下、階段下などは、見落とされがちな収納スペースです。キャスター付きの薄型ケースを使えば、すき間にすっきり収まり、出し入れも簡単になります。

ソファ下は季節家電や来客用の座布団など、たまにしか使わないモノの置き場に向いています。フタ付きの浅い収納ケースを選ぶと、ホコリも防げて安心です。

収納を”増やす”|賃貸でもできる家具・グッズ選び

減らして使い切っても足りない場合は、いよいよ収納を増やします。ここで大切なのは、床をふさがず、部屋を狭く見せない選び方です。賃貸でも取り入れやすい方法を中心にご紹介します。

壁面・カウンター収納で床を空ける

床置きの棚を増やすと、部屋が狭く見え、掃除もしにくくなります。おすすめは、壁面を活かした収納や、部屋の仕切りにもなるカウンタータイプです。視線が抜けて、圧迫感が出にくくなります。

賃貸で壁に穴を開けたくない場合は、床と天井で突っ張るタイプの収納が便利です。地震対策にもなり、原状回復もしやすいのが利点です。

収納を兼ねる家具を選ぶ

新しく家具を買うなら、収納を兼ねたものを選ぶと空間を無駄なく使えます。中にモノをしまえるスツールやベンチ、引き出し付きのローテーブルなどが代表例です。

1つの家具に2つの役割を持たせることで、家具の数そのものを減らせます。家具が減れば床が広くなり、結果として部屋全体がスッキリと片付いて見えます。

収納家具を選ぶときのチェックポイント
  • 床の面積をできるだけふさがないか(壁面・縦型が有利)
  • 今あるモノの量に対して大きすぎないか
  • 賃貸なら原状回復ができるか(突っ張り式など)

収納が少なくても散らからない仕組み

片付けても数日で元通り——それを防ぐには、戻すのが面倒にならない仕組みが欠かせません。収納が少ない家こそ、しまい方をシンプルにすることが長続きのカギです。

「1アクション」で戻せる定位置にする

モノをしまうのに、フタを開けて、袋から出して、奥にしまって……と手間が多いほど、片付けは続きません。理想は「置くだけ」「入れるだけ」の1アクションで戻せる定位置を作ることです。

よく使うモノほど、動作を減らします。リモコンはトレーに置くだけ、子どものおもちゃはカゴに放り込むだけ。この「ざっくり収納」が、家族みんなが片付けやすい環境を作ります。

STEP
モノの定位置を決める

「これはここ」と1つずつ置き場所を決めます。家族にも分かるようにするのがコツです。

STEP
戻す動作を1アクションにする

カゴやトレーを使い、「入れるだけ・置くだけ」で戻せるようにします。

STEP
使ったら戻すを習慣にする

寝る前の5分で、出ているモノを定位置に戻します。毎日リセットすれば散らかりません。

増えたら1つ手放すルール

収納が少ない家では、モノの総量を一定に保つことが何より大切です。新しく1つ買ったら、古いものを1つ手放す。この「1イン1アウト」を習慣にすると、モノが増え続けるのを防げます。

特にリビングは、家族の人数分だけモノが増えやすい場所です。定期的に見直す日を決めておくと、あふれる前に調整できます。

よくある質問

収納が少ない賃貸でも片付けられますか?

できます。まずモノを減らし、突っ張り式の棚や壁面収納で縦の空間を使えば、壁に穴を開けずに収納を増やせます。原状回復もしやすいので賃貸でも安心です。

収納家具を買うなら何から選べばいいですか?

床をふさがない壁面・縦型のものから検討しましょう。収納を兼ねたスツールやベンチなど、1つで2役の家具を選ぶと、家具の数を増やさずに済みます。

片付けてもすぐ散らかってしまいます。

戻す動作が多いことが原因かもしれません。「置くだけ・入れるだけ」の1アクションで戻せる定位置を作ると、家族みんなが片付けやすくなり、散らかりにくくなります。

まとめ|収納が少なくても片付く家は作れる

リビングの収納が少なくても、順番を守れば必ずスッキリと片付きます。ポイントは、収納家具を買い足す前に「減らす」と「使い切る」を先に行うことです。

この記事のまとめ
  • 散らかる原因は収納の数ではなく「モノの量」
  • まず減らす→今ある空間を使い切る→最後に増やす
  • 縦・すき間・ソファ下などのデッドスペースを活用する
  • 買うなら床をふさがない壁面・縦型・兼用家具を選ぶ
  • 1アクションで戻せる定位置と「1イン1アウト」で維持する

収納の少なさは、工夫しだいで十分にカバーできます。今日はまず、リビングの引き出し1段からモノを減らすことから始めてみてください。小さな一歩が、片付く暮らしへの近道になります。

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