キッチンの整理整頓は「順番」が9割|迷わないやり方5ステップ

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「何度片付けても、キッチンがすぐ元通りに散らかってしまう」。そんな悩みの原因は、片付けのセンスではなく“やる順番”にあります。整理整頓には正しい順番があり、そこを押さえるだけで作業はぐっとラクになります。

この記事では、キッチンの整理整頓を「整理→収納」の正しい順番で進める5ステップと、使う場所ごとの定位置の決め方、整った状態をキープするコツを紹介します。今日から迷わず手を動かせる内容にまとめました。

キッチンの整理整頓は「順番」を変えるだけで9割ラクになります。先に収納グッズを買うのではなく、まず減らして、定位置を決めるのが正解です。

目次

キッチンの整理整頓は「整理」→「収納」の順番が9割

整理整頓が続かない一番の原因は、順番を間違えていることです。多くの人は「収納」から始めてしまいますが、正しくは「整理」が先。この順番を守るだけで、散らかりにくいキッチンに変わります。

「整理整頓」という言葉はセットで使われますが、実は意味が違います。まずはこの違いを知ることが、整理整頓の第一歩です。

「整理」と「収納」は別物|混同すると散らかる

整理とは「要るモノと要らないモノを分けて、モノの量を減らすこと」です。一方の収納は「残したモノに定位置を決めて、しまうこと」を指します。順番としては、整理が先で収納が後になります。

この2つを混同すると、モノが多いまま収納しようとして失敗します。量が多ければどんなに上手にしまっても入りきらず、あふれた分がまた散らかる原因になるのです。まず減らす、それからしまう。この順序が整理整頓の基本です。

収納グッズを先に買うのが一番の失敗

整理整頓を始めるとき、いきなり収納ケースやラックを買うのは避けましょう。これは失敗のもっとも多いパターンです。モノの量を減らす前に入れ物を増やすと、しまう場所が増えた分だけモノも増えていきます。

収納グッズを選ぶのは、整理を終えて「残ったモノの量と置き場所」が決まってからです。先に量を確定させれば、必要なサイズ・数のグッズだけを無駄なく買えます。買い物は最後、が鉄則です。

「収納ボックスを買ったのに片付かない」という人は、順番が逆になっているだけ。まず減らすところからやり直せば大丈夫ですよ。

順番を守るとリバウンドしない理由

整理を先に済ませると、モノの総量が収納の容量におさまります。戻す場所に余白がある状態になるため、使ったモノをサッと戻せて、散らかりが元に戻りにくくなります。

逆に順番を飛ばすと、収納がパンパンのまま。戻すのが面倒になり、出しっぱなしが増えてリバウンドします。整理整頓が長続きするかどうかは、この順番で9割が決まると言っても大げさではありません。

迷わないキッチン整理整頓5ステップ

ここからは、実際の手順を5つのステップで紹介します。難しく考える必要はありません。「全部出す→分ける→グループ化→定位置→収納」の流れで進めれば、誰でも同じ結果にたどり着けます。

一度に家じゅうを片付けようとせず、まずは1か所ずつ。引き出し1段、シンク下だけ、と範囲を区切って始めるのが挫折しないコツです。

引き出しの中身を全部出して仕分けしている様子(ナチュラルライン風)
STEP
一か所ずつ全部出す

片付ける場所を1か所決めたら、その中のモノをいったん全部取り出します。全部出すことで「何を・どれだけ持っているか」が一目で分かります。同じ調味料が3本出てきた、といった気づきもここで生まれます。

STEP
要る・要らない・保留で分ける

出したモノを「要る」「要らない」「保留」の3つに分けます。1年以上使っていないモノは、手放し候補です。迷うモノは無理に決めず保留の箱へ。判断を止めないことが、作業をスムーズに進めるポイントです。

STEP
使う頻度でグループ分けする

「要る」モノを、毎日使う・ときどき使う・季節やイベントで使う、の頻度で分けます。さらに「調理の準備に使う」「加熱に使う」など、使う場面が同じモノをまとめておくと、次の定位置決めがラクになります。

STEP
使う場所の近くに定位置を決める

グループごとに「使う場所の近く」を定位置にします。包丁やボウルはシンクのそば、お玉やフライ返しはコンロのそば、といった具合です。毎日使うモノは、腰から目線の高さの取り出しやすい位置に置きます。

STEP
立てる・1動作で戻せる形で収納する

最後に、決めた定位置へしまいます。鍋やフライパンは重ねず立てて、フタと本体も立てて収納すると取り出しやすくなります。「開けて・どけて・しまう」ではなく、1動作で戻せる形にするのが散らからないコツです。

ここまで終えたら、収納が足りない分だけ収納グッズを買い足します。順番どおり進めれば、必要なグッズは思ったより少なくて済むはずです。

場所別|使う物の定位置早見表

定位置を決めるときの基本は「使う場所に使う物をしまう」ことです。作業の動線に沿ってモノを配置すると、探す・取りに行く手間が消えて、料理も片付けもスムーズになります。

下の表に、キッチンの場所ごとの「置くとよい物」をまとめました。自宅のキッチンに当てはめながら、定位置を決める参考にしてください。

場所置くとよい物ポイント
シンクまわり包丁・まな板・ボウル・ザル・洗剤下ごしらえに使う物をまとめる
コンロまわりお玉・フライ返し・鍋・よく使う調味料加熱中に手が届く範囲に
引き出し(腰〜目線)毎日使うカトラリー・キッチンツール一番使いやすい特等席にする
上・下の収納来客用食器・季節の道具・ストック使用頻度の低い物を配置

シンクまわり・コンロまわり・引き出し

キッチンでもっとも使う頻度が高いのが、シンクとコンロの周りです。ここには「その場所での作業に使う物」だけを置きます。関係のない物を置かないことで、作業スペースが広く保てます。

引き出しは、立って手を伸ばしたときにラクに届く「腰から目線」の高さが特等席です。毎日使うカトラリーやキッチンツールを、ここに定位置化しましょう。仕切りを使って立てて入れると、ひと目で見渡せて取り出しやすくなります。

パントリー・ストックの定位置

食品ストックや使用頻度の低い道具は、シンク・コンロから少し離れた場所にまとめます。ストックは「種類ごと」「賞味期限の近い物を手前」に置くと、二重買いや期限切れを防げます。

ストックの定位置には、置ける上限の量を決めておくのがおすすめです。「この箱に入る分だけ」と枠を決めれば、買いすぎを防げてパントリーがあふれません。枠からはみ出したら、使い切ってから補充するサインです。

整理整頓した状態をキープする3つのコツ

せっかく整えたキッチンも、日々の暮らしの中で少しずつモノは増えていきます。きれいな状態をキープするには、頑張り続けるのではなく、散らからない仕組みを持つことが大切です。ここでは続けやすい3つのコツを紹介します。

8割収納で戻す余白を残す

収納は、容量の8割までにおさえるのがコツです。ぎゅうぎゅうに詰め込むと、出し入れが面倒になり、戻すのが億劫になります。2割の余白があれば、使ったモノをワンアクションで戻せます。

余白は「新しいモノが増えたとき」の受け皿にもなります。8割ルールを意識するだけで、収納があふれてキッチンがまた散らかる、という悪循環を防げます。

買う前に「定位置があるか」を確認する

モノが増える一番の入口は、買い物です。新しい調理器具や食器を買う前に「これはどこに置くか」を決められるか確認しましょう。定位置が思いつかないモノは、増やさないのが賢明です。

「1つ買ったら1つ手放す」と決めておくのも効果的です。総量を一定に保てば、せっかく決めた定位置が崩れず、整った状態を長くキープできます。

1日1分の定位置リセット

1日の終わりに、1分だけ「定位置に戻すリセット」をします。出しっぱなしのモノを定位置へ戻し、カウンターの上を何もない状態にするだけです。時間をかける必要はありません。

毎日リセットしていれば、散らかりが溜まりません。翌朝、何も置かれていないキッチンから1日を始められると、その状態を保ちたくなります。小さな習慣が、整理整頓を無理なく続けさせてくれます。

完璧を目指さない

整理整頓は、一度で完璧に仕上げる必要はありません。まずは引き出し1段から。1か所ずつ整えて、定位置を1つずつ増やしていけば、キッチン全体は着実に整っていきます。続けられる範囲で進めることが、いちばんの近道です。

よくある質問

キッチンの整理整頓は、どこから始めればいいですか?

一番よく使う引き出し1段や、シンク下など、範囲の狭い場所から始めるのがおすすめです。全体を一度にやろうとすると挫折しやすいので、1か所ずつ「全部出す→分ける」を繰り返しましょう。小さく達成感を積み重ねるのが続けるコツです。

整理整頓と収納、どちらを先にやるべきですか?

必ず「整理」が先です。まず要る・要らないを分けてモノを減らし、残った量が確定してから収納を考えます。順番を逆にすると、モノが多いまましまうことになり、すぐに散らかってしまいます。

収納グッズはいつ買えばいいですか?

整理を終えて、残ったモノの量と置き場所が決まってから買います。先に買うと、入れ物に合わせてモノが増える原因になります。定位置を決めたうえで、足りない分だけサイズを測って買い足すのが無駄がありません。

まとめ|整理整頓は順番を変えるだけで散らからない

キッチンの整理整頓がうまくいかないのは、片付けが苦手だからではありません。「整理→収納」という順番を守り、正しいステップで進めれば、誰でも散らからないキッチンに近づけます。

今日からできるのは、引き出し1段を「全部出して、分ける」こと。そこから使う場所の近くに定位置を決め、8割収納と1日1分のリセットを足せば、整った状態は無理なくキープできます。

整理整頓は、頑張る量ではなく「順番」で決まります。まず減らして、定位置を決める。この順番さえ守れば、キッチンは驚くほど散らかりにくくなります。

キッチンが散らかる原因を場所ごとに知りたい方や、収納術そのものを深掘りしたい方は、次の記事もあわせてどうぞ。

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